注目の技術・製品
司電機産業株式会社

「宇宙で新鮮野菜を栽培したい!」夢ふくらむ、司電機産業の小型植物育成装置。

最初のコンセプトは「宇宙から来た、とれとれ野菜マシーン」
1999年に、産学共同事業として大阪府立大学の宮武教授らと共にスタートした植物育成装置の開発。宇宙空間で野菜の栽培が可能にならないだろうか?宇宙飛行士さんに新鮮な野菜を提供できないだろうか?という発想から始まったものでした。

今でこそLED をはじめとする光源の技術革新、それに付随するエネルギー効率の改善などを背景に、産業としての植物工場が注目を集めていますが、当時はまだ、「植物工場」と呼ばれる装置を中小企業が開発するのは珍しい事でした。試行錯誤を重ねる中、2003年、遂に小型植物育成装置の完成に漕ぎ着けました。そして現在でもまだまだ進化を続けているところです。
司電機産業の植物育成装置は、一般的に「植物工場」と呼ばれている、いわゆる水耕栽培型ではなく、光と土を使う土耕栽培で、野菜を苗から育て、収穫まで行えることが特徴です。
現在までに植物育成装置、育苗装置、わさび育成装置を開発しました。
「いつか本当に、宇宙で野菜が栽培できるマシーンを作りたい!」そんな熱い想いを込めながら、日々地道に努力を行っています。

土耕栽培だから根菜も作れます!司電機産業の植物育成装置 『やさい~ね』

植物育成装置とは植物の生育に必要な環境を人工的に制御し、機械の中に小さな畑を作ります。季節を問わず連続的に生産できるシステムで、計画的に野菜などの農産物を栽培できる装置です。
1年中安定的に生産できることや、無農薬で安全・安心に食べられるという魅力があります。
そして、なんと言っても害虫や病気に悩まされる事がありません!
「やさい~ね」で栽培可能な野菜は、葉物野菜、根菜、ハーブ、いちご等プランターで育つものです。装置内ではプランターが真ん中の軸を中心に、絶えずゆっくりと回転しています。水は自動的に与えられます。
家庭用の冷蔵庫位の大きさです。
「やさい~ね」は、場所をとらず室内で簡単に野菜が育てられる装置です。

「質の良い土」の研究と、しっかりと育つ「丈夫な苗」も作っています。

植物育成装置に適した「質の良い土」の研究を行っています。
植物工場と聞くと「水耕栽培」を思い浮かべられる方が多いと思います。
しかし、水処理問題等を排除する為、司電機産業の植物育成装置はあえて土耕にしたのです。そして開発当初から、装置内での栽培に適した土の研究を重要視してきました。
丹波篠山の試験農場では、なんと驚きの黒大豆の連作11年目!
丹波篠山にある研究農場では、土の研究を初め、さまざまな取り組みを行っています。特に11年前から続けているのは、丹波篠山の特産品である「黒大豆」の栽培です。
黒大豆は連作は難しいと言われていますが、丈夫な土作りにこだわった農法で、今年でなんと連作11年目です!地元の農家の方も驚いています!
現在、黒大豆の他、各種野菜、わさび、安納芋等いろいろな野菜を栽培中です。

「丈夫な苗」も野菜栽培には大切な条件!
おいしく元気な野菜を育てるのに最も重要な事、それは「丈夫な苗」です。
司電機産業が開発した育苗装置で、発芽に適した温度・湿度・照明等を管理することにより、種から育てられた丈夫な苗は、植物育成装置へと移行し、立派な野菜に育ちます。

「100歩先を夢見て、まずは1歩から」

司電機産業は常に10年先、20年先を見つめます。
「社会に奉仕し貢献する」を基本理念として、1971年1月に設立された司電機産業は、約40年間「蓄電池設備」「非常用電源装置」「非常用・常用発電機」の販売、工事、メンテナンスを行ってきました。設立当時から常に未来の事を考え、いろいろな取り組みをしています。「初心を忘れず常に新しいことに取り組む」が社長のモットーなのです。

壁面に太陽電池を取り付けた本部ビルは世界初の建設。
司電機産業は、現在注目されている「太陽光発電システム」にもいち早く着目し、1993年にはビルの壁面に太陽電池を取り付けた本部ビルを、世界で始めて建設しました。今から約20年も前、今ほど再生可能エネルギーに注目が集まっていない時代、その熱変換効率から壁面設置には、有識者、事業者の反対も多い中、何とか賛同者を見つけて説得し建設にこぎつけたそうです。
そして今、チャレンジしているのは「蓄電池」のノウハウと「太陽電池」を組み合わせた電源システムを活用し、太陽光発電で得た電力を使い、LED電球を光源として植物を育てる植物栽培装置です。
常に先を見据えた取り組みにチャレンジしていく司電機産業の背中を押すものは、一体何なのでしょうか・・・。
今後も多様化し、激しく変化する社会の中で、、技術基盤を拡充し、設立当初の理念を貫き、社会に貢献できる会社・人づくりを続けていくことでしょう。

営業マンは、腕の立つ技術者ばかり!どんな悩みもご相談を!
司電機産業はいつでも「お客様にとっての最良は何か」を考え、安心・安全な施設管理を提案しています。そのためにじっくり時間をかけて従業員を育成しています。自社の技術を取得し、機器のメンテナンスができ、自社製品の知識を身に付けた営業マンが、打合せから設計、施工工事、アフターフォローまで、責任を持って対応します。

屈託のない笑顔の明るい三好國司社長。いつも優しく応対してくださいます。

関西テレビの番組「よ~いドン」で三好社長が「人間国宝さん」の認定を受けました。さすが!

数々のフェアにも出展し「やさい~ね」も各方面で有名に!三好家の美人姉妹も頑張っています!

非常用電源設備は、非常時に確実に発電して人命・施設を守るものです。

非常用電源設備は、非常事態が起きた時に人命を守る大切な設備です。
災害等による常用電源の停電時に、非常用自家発電設備が万が一作動しないことになれば、人命の安全確保、財産の保護に重大な支障をきたすことになります。従って、いつでも発電設備がその機能を確実に発揮できるよう、日常の保全業務は極めて重要です。
停電等が発生した時、正常に非常用電源設備を作動させるために「日々のメンテナンス」・「機器の更新」は欠かせません。
※消防法第17条3-3項では発電設備の点検基準と点検要領により定期的な点検とその報告を定めています。点検業務は消防設備点検資格者と第一種自家用発電設備専門技術者の両方の資格を持つ技術者が行うこととされています。

自然エネルギー ~自然にやさしく、自然に力をもらって、自然と共存を~

太陽光発電システム
太陽光発電は、文字通り太陽の光を太陽光電池モジュールに吸収して、電気に変える仕組みです。
太陽光電池で発電した電気は、さらに家庭や工場などで利用できる電力に変換されます。
発電が少ない時は、電力会社から購入した電力と合わせて利用でき、発電量が多くて余る場合は電力会社に買い取ってもらうことができます。
2012年7月からは、再生可能エネルギーの「固定価格買取制度」がスタートしています。

小型風力発電システム
NPO法人北河内エコエナジープロジェクト(C-KEEP)と大阪府立大学工業高等専門学校との共同研究で小型風力発電の開発に取り組んでいます。
小型で静かな風力発電は都市部での設置も可能です。太陽光発電を併用することにより、より安定した電気の供給が可能です。

太陽光発電独立型システム
太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた仕組みです。
昼間に発電した電力を蓄えることによって、太陽光が少ない時や夜間でも、電気を使用することができます。
司電機産業がこの仕組みを利用して製作したソーラー機関車「つかさ号」は、自治体等のイベント行事に登場し、子供さん達に親しまれて、環境教育のお手伝いをしています。

太陽光発電システム

小型風力発電機

ソーラー機関車「つかさ号」

お問い合わせ先

司電機産業株式会社

住所 : 〒573-0137 大阪府枚方市春日北町1-13-6
電話 :  072-858-5671
Webサイト >> 司電機産業株式会社

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