木谷電器株式会社

当社は、創意工夫を盛り込んだ多種多様な電源コード用端子を製作している。またその間数々の電源コードやAV機器関連や情報通信機器、記憶媒体用の電子部品を製作する為の生産機器を開発し、多くのお客様から高い評価を頂き、技術の研鑽に努力している。

近年は、環境事業の一環として太陽光発電用PVコネクターの開発、また従来からの生産機器、電源コード製作用機器は勿論のこと、大手家電メーカーに要望がある多種多様な生産機器を手がけ、より多くのユーザーから満足を頂いている。

創業以来59年間、端子の設計製作に従事し、その間の伝統的な技術ノウハウが現在の太陽光関連部品の製作に　豊富に蓄積されて継承出来ている。

材料メーカーの協力により品質安定をモットーに板厚・幅の交差においても弊社独自に決め　品質安定にこだわった製品造りを行っている。端子製造技術のノウハウを生かし、板材をプレスで丸めて、ピンの端子を成形する事ができた。材料寸法公差は±0.015の精度で生産している。

太陽光発電用コネクターの開発においては、見知らぬ企業からの提案を顧客が採用、コネクター不足やの不良の改善となった。また多くの現場からの意見を採用し、改良を行う動機ともなった。端子・成形品も寸法公差は±0.1の精度で生産している。

太陽光パネルには接続箱が必須のため、接続箱の製造提案もあり、開発製造を行った。当初は、成形・板金の2種類を用途に応じて開発製造を行って」いたが、近年おいて、軽材料の接続箱の提案から、アルミ接続箱の開発製造を行った。本開発を契機に産業用接続箱の開発製造を行い、用途に応じた製品造りを出来る様にしている。

バリ無き事をモットーにするには　通常製品を打ち抜くと破断面が逆側にバリが出ることが多いがもう一工夫して　最後の工程に　逆の面からプレスをすることにより面取り（バリが取れる）ができるようにする。金型製作の一工程を増やすことにより品質が安定した。